2022.10.14 理芽

【理芽】山田悠介の新作小説「サブスクの子と呼ばれて」のテーマソングを担当

10月25日 (火) に河出書房新社より発売される山田悠介の新作『サブスクの子と呼ばれて』のオリジナル小説PVが公開されました。この作品のテーマソングを理芽の新曲「狂えない」が担当します。
「狂えない」は今作のために笹川真生が書き下ろした楽曲になります。
小説のオリジナルPVは、小説のカバーイラストも担当したイラストレーター / アニメーターのさとまが制作。小野賢章、石川由依がCVを担当し、理芽の「狂えない」と共に、新作の世界観を凝縮した渾身のアニメーションPVとなっております。

山田悠介『サブスクの子と呼ばれて』PV

Dir. さとま
CV : 小野賢章、石川由依
音楽 : 理芽「狂えない」
(作詞・作曲・編曲:笹川真生)

【理芽コメント】
どうも、理芽です。「サブスクの子と呼ばれて」のPVテーマソングを新曲「狂えない」で担当いたしました。作品に対する愛と願いを声に込めて歌いました。実はあたし「好きな本は?」と聞かれたら「山田悠介さんの作品!!!」と答えるほど大好きで、小学生の頃から沢山の作品を読んできました。そんな推しである山田さんの作品に今回携わることが出来てとても光栄です。楽曲を担当するにあたって今回の新作も一足早く読ませていただいたのですが、冒頭からこれは面白い作品だと分かる一作です。現代に生きるあたしたちだからこそ理解できる、自由さと恐ろしさ。とても考えさせられます。「サブスクの子と呼ばれて」是非ともお楽しみに!

【笹川真生コメント】
わたしが学生だった頃、「毎朝、始業前に10分間、本を読みましょう」という、「朝読書」という習慣がありました。
各々が好きな書籍を選んで読むことができたのですが、
同級生の多くが山田さんの作品を選んでいたことを記憶しています(わたしもその内のひとりでした)。
あれから時が経ち、いま山田さんの作品に音楽として携わることができ、感慨深いです。
「サブスク」を名に冠した今作ですが、わたし自身、月にいくら支払っているのか把握できない程にサブスクリプションに浸かっています。
ぜひ小説といっしょに、音楽も楽しんで頂けたら幸いです。

【山田悠介メッセージ】
「サブスクサービスが爆発的に浸透している中、いつかこんな世界が来るかもしれない……」そんなアイデアから生まれた物語です。
主人公の怜や仄花は商品として契約者のもとへと派遣されていきますが、「ヒト」は「モノ」や「サービス」とは違います。結果、悲劇が起きてしまいます。
商品なら返品もできるし、使わなくなったら捨てればいいかもしれません。 でも人はそうはいきません。人との絆は便利さや面白さ、お金では計れません。だからこそ怜たちは苦しむことになります。
この物語を通して、周りにいる大切な人との絆について、見つめ直すきっかけになれば嬉しいです。
最新作『サブスクの子と呼ばれて』ぜひ読んでみてください!

⚫ 『サブスクの子と呼ばれて』あらすじ
花火の下で交わした人形に、すべてを込めて――
「ヒト」のサブスクサービスが普及した日本。 児童養護施設で暮らす怜と仄花は、 違法な仕事を繰り返しながら、身を寄せ合って生きていた。 ところが、そんな高 1 の秋に狂気と悲劇が訪れる。
それから 10 年、気鋭の弁護士として活躍する怜は、 変わり果てた仄花を救うことができるのか? そして、調査の先に見えてきた衝撃の真実とは!? 鬼才・山田悠介が放つ狂気と感動の最高傑作!

⚫ 書誌情報
書籍情報タイトル : サブスクの子と呼ばれて
著者:山田悠介
ISBN : 9784309030739
予価 : 1540 円(税込)
発売予定日 : 2022年10月25日(火)
仕様:四六版並製 560 頁
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309030739/

山田悠介 (やまだ ゆうすけ)
デビュー作『リアル鬼ごっこ』がミリオンセラーになると、その後『親指さがし』『パズル』 などのヒット作を立て続けに発表し圧倒的な支持を得る。映像化作品も多数。著書に『スイ ッチを押すとき』『その時までサヨナラ』『僕はロボットごしの君に恋をする』『俺の残機を投 下します』などがある。

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